SNARK TALES

適当に気の向くまま、思った事を綴っていきたいと思います。Twitterもやってます。 @Tadano_Nariyuki

短編 「雨男と晴れ女」

短編小説もどきな物を

書いてみたいと思ったので

書いてみることにしました。

 

「雨男と晴れ女」

 

昔々ある小さな農村に

「雨男」だと噂されて

村中から煙たがれていて

納屋に軟禁されていた

男がいました。

 

しかし、その男は

日照りで干ばつの時には

村の人たちに担がれて

雨乞いの儀式に

利用され、雨が降り

田畑や川や湖が潤うと

用済みだと言わんばかりに

 

またしても

村の納屋に軟禁されたのでした。

 

そんな日々が繰り返されて

男がそんな生活に

ほとほと、うんざりしていた時に

 

隣の農村では

「晴れ女」だと

しきりに噂になっていた

とある女性が

ふと、「雨男」の村に

やって来ると噂が

立ち始めました。

 

最初は「雨男」の居る村に

「晴れ女」なんて来られたら

 

さぞや天気が

荒れ狂うに違いないと

村長や村の上役などは

警戒して二人を

会わせてはならぬと

 

お札を出し村人に

警戒を呼びかけていました。

 

そして「雨男」の居る村に

とうとう「晴れ女」が

やって来る日が来ました。

 

「晴れ女」が来た方角は

明らかに晴れていたのですが

段々と「雨男」の居る村に

近づくにつれて

段々と曇りになってきました。

 

そして、「晴れ女」が

村に入ると嵐の様な

天候になってきました。

 

「雨男」の村の人達は

戦々恐々として

逃げ惑い始めましたが

 

「晴れ女」がとある村人に

「雨男と噂の方の

お宅はどこですか?」

と尋ね、

村人から聞き出すと

「雨男」の納屋の方に

すたすたと歩き始めました。

 

そして、ついに「雨男」の居る

納屋に辿り着き

扉越しに話しかけました。

 

「私は隣村で「晴れ女」だと

言われ村を追い出されてきました。」

 

「それで、もしや私と同じ悩みを持つ

貴方様なら話を聞いてくださるかと

思いまして伺いました。」

 

すると「雨男」が

「わかるよ俺も同じ悩みを

ずっと抱えて生きてきたんだ。

力になれるかはわからないけど

話は聞こうじゃないか。」

 

そこで二人はすっかり意気投合して

しばらくの間話し込んでいました。

 

すると村の周りの天候が

いい塩梅に落ち着いてきたのです。

 

そこで「雨男」が「晴れ女」に

こう言いました。

 

「どうだい?二人でいると

おてんとさんも良い塩梅だし

どうせのことなら

ふたつの村の間にでも

家でもおっ立てて

一緒に暮らしてみないかい?」

 

すると「晴れ女」は

二つ返事で答えたそうな

「貴方とでなら程良い天気で

末永く暮らせそうだね」

 

そして、二人は末永く

ふたりで仲良く暮らしたそうな

めでたしめでたし。

 

以上、初挑戦の

短編小説でした。

もうすでに似た作品があったら

申し訳ありません

完全に閃きで書いたものでして

 

長文、駄文失礼致しました。